お茶を淹れる道具の話Ⅱ
~ひとつだけ選ぶなら~
皆さまはお茶を淹れる際
どのような道具をどのようにお使いでしょうか。
急須、蓋碗、ガラスのティーポットといった
オーソドックスな道具もあります。
番茶の場合はやかんでお湯を沸かし沸騰したら茶葉を入れ
そのまましばらく火にかけることでしょう。
また、近年リリースされているものは
本当に多種多様で面白い。
例えば、フィルター付きの容器に茶葉を入れお湯を注ぎ
好みの濃さになったらボタンをプッシュ。
すると茶液が下のポット部分に落ちるもの。
そのまま直火にもかけられるステンレスのティーポット。
透明の極厚樹脂でできた取っ手のない網付き一人用茶器。
割れないことや熱くならないことも特徴だとのこと。
サイズの異なるビーカーのような形状の耐熱ガラス急須。
収納のしやすさやシンプルデザインも特徴だそうです。
持ち運び可能な水筒も多く出回り、
中にはストレーナー付きで茶葉をせき止められる物など
便利さには事欠きません。
こういったお茶を淹れる道具を持ち合わせていなければ
お鍋や大き目のカップを急須代わりにして
茶こしで受けて湯のみに注ぐなんてこともあると思います。
各々がそれぞれの事情や生活様式の中で生きているので
いろいろあって良いと思います。
その都度できる最良の方法で
ベターな味のお茶になればいいのだと。
そういった前提はありつつ、これから暫く
お茶を淹れる道具のことを綴ることにします。