茶飯

以前、茶飯について書くと宣言していました。
茶飯は、米を炊くときに茶殻やお茶の抽出液を混ぜるだけ。
簡単に作れますが、いくつかコツがありますので今回はそちらをご紹介します。
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茶殻と抽出液
茶殻は、どれだけお茶を淹れたあとでも、しっかり繊維質が残っています。
米と一緒にぐつぐつ炊いたとしても、その硬い線のような触感は消えません。
そのため、茶殻はできるかぎり小さく刻んだ上で加えてください。
片手でひとつかみ程度の茶殻にすると奇麗な外観の茶飯に仕上がります。
しかし、茶殻だけ淹れても、お茶の味は米全体にのりませんし、色も白っぽいままです。
そのため、お茶の抽出液も加えて炊くのがお勧めです。
この抽出液は、一煎目よりも、何煎かお茶を楽しんだ後の方が向いていると感じます。
一煎目には味の要素が詰まっているため、やはり飲む方がいいです。
一煎目のお茶を糖質たっぷりの米と合わせてしまうと、くどい味になります。
抽出液を加えて炊くと、できあがったご飯が色づいて美味しそうになります。
むしろ、抽出液があれば、茶殻は必須ではありません。
しかし、茶殻には、湯では抽出できない脂溶性成分や
湯でも抽出しきれなかった成分が残っています。
せっかく茶飯を作るなら茶葉もバリバリいきたいところです。
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茶飯に向く茶種
茶飯といえば、緑茶やほうじ茶で米を炊くイメージかと思います。
実際そのような日本のお茶の方が、米との相性は良いです。
しかしやってみると、どのお茶でも茶飯は成立します。
異なるのは、その茶飯によく合う食材。
例えばもともと国外で作られていたような烏龍茶、紅茶、ジャスミン茶、プーアール茶…等の茶飯なら
合わせるのは味噌汁や焼き魚ではなく
ブイヨンなどがベースのスープ、スープカレー、肉料理などのいわゆる洋食。
しかも味が濃いもの、塩分があるものが合います。
米についても、日本の米のように粘り気があるより
バスマティーライスのようなぽろぽろした食感のインディカ米が
手元にあるなら、それでお試しください。
香りが個性的なお茶でも茶飯にして大丈夫かな、と不安になるかと思います。
私もこわごわで、試しに作ってみるまでにも長い時間を要しました。
実際は、個性的な強い香りは米を炊いている間に飛びますので
完成した際には、ちょうど心地良い程度になっています。
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お茶のフレーバーが弱い時は
緑茶やほうじ茶の場合で、茶殻があまりにも出がらしの場合や
お茶の抽出液が足りない時は
昆布をひとかけら入れると良いです。
他のお茶の場合で物足りない場合は
完成後に塩をひとつまみ入れてから混ぜ蒸らすのがお勧め。
塩は味の輪郭をくっきりとしてくれます。
しかし入れすぎると、当然ながらただ塩辛くなります。
ご飯の重量に対して0.2%~0.3%までの量を目安にしてください。
0.5%以上入れると、塩おにぎりのようになり、塩気に気を取られてしまいます。
ちなみに、ミルクティーに隠し味の塩を仕込む場合はドリンク全体の0.1%までです。
0.05%~0.1%なら、塩が入っているとは気が付きません。
ただ、ミルクティーの輪郭がくっきりして、お茶のフレーバーがよくわかるようになります。
塩が入っているというと、気味悪がる人もいますので、内密に…
いろんな茶飯、ぜひ気分が乗ったら試してみてください。