お茶を淹れる道具のⅨ
~抹茶ミニシェイカー~

今回は、株式会社吉村さんがお作りの
抹茶ミニシェイカーのご紹介です。
百聞は一見にしかず。こちらをご覧ください。
https://shop.yoshimura-pack.co.jp/products/detail/104908

高さ7cm直径5cm、水を入れると50ml程になる
蓋付きの容器。
ここに抹茶を茶杓で1~2杓分入れて
水を八分目程まで注ぎ、蓋をしてシャカシャカ振ると
冷抹茶のできあがりです。

水で撹拌して大丈夫?

耐熱ではないので水で使用します。
熱いとシャカシャカ振ることもできなくなりますし。

水を注いでも抹茶がちゃんと溶けますか?
水では抹茶がダマになりませんか?
という質問、よく聞かれますが、実は水の方がいいのです。
抹茶はお湯を注いだ方がダマになりやすいのです。

しかもこのシェイカーは、底がまっ平らではなく
スクリュー構造になっています。このため
ただ上下にシャカシャカ振るだけでもよく撹拌されます。

アレンジ

できあがった抹茶は、そのまま飲むには少し濃い目。
氷水で割ると冷抹茶
炭酸で割ると抹茶の炭酸割り
ホットミルクに注ぐと抹茶ラテ。
アイスクリームにかけるとアフォガード・・・など
アレンジは多種多様です。

特に抹茶ラテはお勧めです。
ミルクに抹茶を溶かしてから加熱した場合より
抹茶ミニシェイカーで撹拌したものをホットミルクに注ぐ方が
抹茶の風味が豊かで贅沢感が出ます。

抹茶碗での抹茶は

前述のとおり抹茶は水よりお湯を注ぐ方がダマになります。
抹茶専用の篩い缶がお手元にない場合は
ほんの少量の水を注いで茶筅やマドラーで練ってください。
歯磨き粉のようにねっとりと、少量の水にするのがコツ。
それからお湯を注いで思いっきり撹拌してください。
そうするとサラサラの抹茶になります。

冷抹茶にする時は、水で練った後に少しお湯を注いで
思い切り撹拌した後、仕上げに水を注いで一混ぜ。
最後に氷を浮かべます。

まだまだ三寒四温ですが、気温が上がる日も増える頃。
ぜひぜひお試しください。